スズキ ハスラー X パッションオレンジツートーン

スズキ ハスラー X パッションオレンジ

支払総額(税込)

511,000

車両本体価格(税込)

464,000

メーカー

スズキ

年式

平成26年

走行距離

113,000km

車検有無

R10年8月まで

修復歴

無し

排気量

660

ミッション

AT

備考

2013年の東京モーターショーで初公開。翌年2014年1月にデビューとなったスズキ・ハスラー。 軽自動車でありながらクロスオーバーSUVという、(※デビュー当初は)他社モデルにはあまりない異色の軽自動車であった。 あまりというのは、実はスズキには2009年まで、「Kei」というハスラーと同じコンセプトの車があった。生産終了となった後でも雪国では「Kei」が生活の足として現役だった。 それはほどよい車高と大きめのタイヤを持つ軽自動車がワゴンRよりも雪道では強く、ジムニーよりも車内が広くて使いやすいためである。 今回登場となったハスラーはその「Kei」の後継モデルとしつつ、新たに個性的でポップなキャラクターを与え、積雪地域でのKeiの乗り換え需要と新たな客層を狙ったモデルである。 ハスラーはKeiを作った時と同じ手法で、売れ筋であるワゴンR(※Keiのときはアルト)のプラットフォームを流用し、ボディと内装を新設計。Keiのときと同じくベースモデルよりも車高を上げて最低地上高をアップ(FFで180mm、4WDでは後輪のデフ下は175mmを確保)。 ※アプローチアングルは28度、デパーチャーアングルは46度、ホイールベースは2425mm さらにワゴンRよりもひと回りかふたまわり大きな大径タイヤ(15インチ)を履かせることで悪路、特に積雪地域の雪道などでの走破性を高めた車である。 エンジンはベースとなった5代目ワゴンRと同じR06A型を採用。自然吸気エンジンとターボエンジンの2種類を設定し、「スズキグリーンテクノロジー」を適用。 新軽量衝撃吸収ボディー「TECT」に加えてアイドリングストップ時でも冷たい風を送り出せる「エコクール」を最廉価のAグレード以外で標準装備。 また、エネチャージの搭載でCVT・自然吸気エンジンのFFモデルでは29.2km/l(JC08モード)、CVT・自然吸気エンジンの4WD仕様でも25.2km/l(JC08モード)とワゴンRゆずりの高い燃費性能を実現している。 先進安全技術として、レーダーブレーキサポート「衝突被害軽減ブレーキ」、誤発進抑制機能、エマージェンシーストップシグナル、ESPをセットでAグレード以外のCVT車に標準装備とした。 さらにハスラーはKei時代には無かった悪路走破性を高める「グリップコントロール」を4WD仕様車で標準装備。 これ以外では坂道でゆっくりと下る「ヒルディセントコントロール」も標準装備とし、Kei時代よりもSUVの性能をアップさせている。フロントデザインはホンダのN-ONEを彷彿とさせる丸目で愛嬌のあるデザイン。それでいて車高があるのでちょっとワイルド感もある。スズキの代表的な軽RVであるジムニーの面影も垣間見える。SUVらしくバンパー下部にはバンパーガーニッシュを備え、バンパーの一部とバンパーガーニッシュはシルバー塗装される。 オプションのフロントエンブレム(HUSTLER)を付けるとより個性的にかつレトロ感もプラスされる。ディスチャージ仕様では(G、Gターボにセットオプション、X、Xターボは標準装備)、ポジションライトがLED化されイカリングのようなヘッドライトとなる。リアからサイドにかけては車高が高いことと、最低地上高も少し高めであることがわかる。ベースは同社のワゴンRだが、最低地上高は180mm(4WDではリアのデフ部分が175mm)に高められており、ちょっとした雪道やぬかるみに最適だ。 デザインもボンネット部分を比較的長めに確保し、Aピラーを立たせるさせることでSUV風のスタイリングと適度に広い室内空間を両立した。 前身モデルのKei時代では室内長が1685mmだったが、ハスラーではこの設計により2035mmを確保。実に35cmも長くなった。 さらに室内高さはKeiの1265mmに対しハスラーでは1250mmと若干低くなっているものの、室内幅はKeiの1220mmから1295mmにアップ。特に長くなった室内長によりかなり広く感じることだろう。上級グレード(GとGターボ)ではターンランプ付きドアミラーを標準装備。ヒーテッドドアミラーは全グレード標準装備。足元はAグレードとG系グレードで15インチカラードスチールホイール(鉄チンホイール)。スチールホイールでありながらハスラーに良くマッチするデザインとなっており、特にカラー化されているため雰囲気は良い。ボディカラーには2トーンルーフカラーを含む全11色用意。Keiの後継として地味なカラーから既存のKeiユーザー以外(特に若者向け)の鮮やかなカラーまで多彩なラインナップとなっている。なお、2014年12月マイナーチェンジでは「スチールシルバーメタリック」の「ブラック2トーンルーフ」が廃止となった。リア。コンビランプはベースのワゴンRと似たような位置(左右端真ん中)に配置。ただしデザインは洗練されインナーメッキを用いたデザイン性あふれるものが採用されている。 なお、ブレーキランプは全グレードでLEDを採用。バックドア右下にHUSTLERエンブレムとエネチャージエンブレムが付く。バンパーは無着色&一部シルバ塗装のものが組みあせられる。 ルーフレールを付けるとウィンタースポーツ(スキー場等)がぴったりな外観となる。エンジンはR06A型3気筒DOHC自然吸気エンジンと同3気筒DOHCインタークーラー付きターボエンジンの2種類。 自然吸気エンジンでは最高出力52ps(38kW)/6000rpm、 最大トルク6.4kg・m(63N・m)/4000rpmを発生。 ターボエンジンでは最高出力64ps(47kW)/6000rpm、最大トルク9.7kg・m(95N・m)/3000rpmを発生する。 トランスミッションはCVTまたは5MTで駆動方式はFFまたは4WDとなる。ただし、5MTに関しては廉価グレードのAとミドルグレードのGのみで、上級グレードのXに設定はなく、またターボとの組みあせも無い。 燃費面では最廉価のAグレード以外でアイドリングストップを標準装備。さらにAを除くCVT仕様車ではエネチャージ、Aグレード以外でエコクールを標準装備。 さらに、先進安全技術として、レーダーブレーキサポート「衝突被害軽減ブレーキ」、誤発進抑制機能、エマージェンシーストップシグナル、ESPをセットでCVT車に標準装備4WD仕様車では上述の通り悪路走破性を高めるため「グリップコントロール」を標準装備。軽乗用車では初となるこの機能は一般的なSUVが持つデフロック機能に近いシステム。 デフロックそのものは持たないものの、悪路でスタックしそうになったとき自動でスリップしているタイヤを感知。 そのタイヤに対して機械が自動的にブレーキを与えることでグリップする側の駆動力を確保し、スムーズな発進をアシスト。これにより日常走行(特に市街地等での雪道)での走破性が高くなっている。これ以外では坂道でゆっくりと下る「ヒルディセントコントロール」も標準装備。FFモデルと4WDモデルの両方(Aグレードを除くCVT仕様)でヒルスタートアシストを標準装備。 Kei時代ではいずれの装備(※Kei FISフリースタイルカップリミテッドを除く)もなく、ちょっと車高の高い生活四駆程度だったが、ハスラーではよりSUVとしての性能をアップさせている。インパネ。ハスラーではボディカラーに合わせてインパネカラーが異なる。オレンジ系のみインパネもオレンジカラーとなり、それ以外ではホワイトカラーとなる。 上級グレードでは本革巻ステアリングホイールを標準装備。 デザインはヘッドライトをモチーフに丸型のエアコンルーバーリング、メーターリング、スピーカーリングを採用。さらにアイドリングストップインフォメーションを液晶パネルに表示する。タコメーターは液晶パネル部分の表示を切り替えて表示させる。フロントシートはATモデルではベンチシートタイプ。MT仕様ではセパレートタイプとなる。AグレードのFFを除きシートヒーターを標準装備。シートはボディカラーに合わせてシートパイピングが変更される(オレンジ、ブルー、ピンク、ホワイトの計4色)。リアシートはスライド機構付き。CVT仕様ではヒーターエアダクトにより温風が後部座席にも伝わるようになっている。ラゲッジルームはノーマル状態だと狭いのだがスライド機構を使うと調節可能だ。スズキのハスラーはKeiの後継モデルとして設計され、Kei時代にはなかったポップなキャラクターが与えれれた個性あふれる1台である。 積雪地帯では、ジムニーほどの強い走破性が必要なく、ワゴンRよりも雪道に強い軽 自動車を探している人にぴったりな1台で、それ以外でも既存のモデルとは異なる個性的な外観や多彩なボディカラーにより若者向けともなりうるモデルとなっている。 この2点の特徴からスズキの予想を上回る大ヒットとなり、ベースとなったワゴンRを上回るものであった。さらにこれに触発されたダイハツも同社の軽SUVである「テリオスキッド」の後継となるモデル(キャストアクティバ)を投入するなど、市場に革新をもたらした1台であった。 ハスラーは雪国だけでなく、個性的な軽乗用車が欲しい人向けのモデルといえるだろう。 この後のマイナーチェンジ(後期型)ではエネチャージを進化させた「S-エネチャージ」を投入。さらにステレオカメラを用いた「デュアルカメラブレーキサポート」の適用などさらなる魅力アップを果たすこととなる。 なお、スズキと軽乗用車の結びつきが強いマツダへは「フレアクロスオーバー」として2014年1月にOEM供給された。 外観上のデフォルメは特になくエンブレムの変更程度だが、人によっては印象が違って見えるためマツダ版を検討してみるのも面白いかも。 マツダへはKei時代に「ラピュタ」としてOEM供給を行なっていたが、Keiの後継モデルであるハスラーの登場により再びクロスオーバーSUVがOEM供給されることとなった。初代ハスラーは登場から10年ほど経過し、初期モデルは価格が落ちる…と思いきやそこまで安価とはなっていない。 これはN-BOXと同じく中古車としても人気モデルとなっており、過走行・10年落ちであっても買う人が(需要が)多いためである。 それゆえに中古価格が高くなりがちで、状態や程度が悪くとも他の10年落ち・過走行な軽 自動車よりも高く付く場合がある。 値段が高い割に状態が悪い個体も存在するため、中古で買う場合はよく確認することを強くオススメする。タマ数はかなり多いため、ひとつの中古屋にこだわらず、他県を含め店をはしごするなど積極的に良い個体を探したい。